1日目「グロッキー」
【出発→到着】酒田→新潟(→小樽)
【走行距離】約150キロ
いよいよ日本一周スタート!
フェリーで揺られて早速グロッキーだ。
最初からクライマックス…。
おはようございます、べちかです。
遂に日本一周をスタートしたので、今日からできる限り毎日日記を付けていこうと思います。
この記事はその記念すべき一本目です。
装備についての記事はどうしたのかって?
…こまけぇこたぁいいんだよ!
というのも、昨日ホントはフェリーの中で書こうと思ってたんですが、出港後即船酔いでダウンしまして…。
更にフェリーから降りてなんやかんやと忙しくしていましたら夜になってしまいました。
つまりこの日記は今日ではなく昨日、つまり8月18日の日記ということになります。
いやほんとフェリーってのは怖えなぁ
さて、気を取り直して日本一周初日の様子について書いていきましょう。
初日は新潟から小樽行きのフェリーに乗るのが目的になります。
【出発】
午前5時、前日のうちに積載を済ませておいたカブに乗って出発です。
母とお婆ちゃんに見送られて酒田の実家を出ました。
その後日本海側の海岸線を通って新潟を目指します。
途中で一切寄り道もせずまっすぐ向かいました。
道中で子供の頃良く通った父の実家がある温海なんかを通り過ぎつつ、なんやかんやで9時半頃には新潟の新日本フェリー乗り場に到着です。
船が遅れているらしく、待合室には出発時刻が1時間半ほど遅れるとの掲示が。
まあ急ぎの旅でもないので問題ありません。
その間待合室で壮年の夫婦とお話をしていました。
北海道にどハマリしているとのことで、合計40回ほど車中泊で北海道を巡っているベテランホッカイダーの方です。
そのご夫妻、特に奥さん(自称、おしゃべりなおばさん)が、ろくに予定も立てずに北海道に来た僕にオススメの場所や食べ物、温泉、警察に注意すべき場所や道に飛び出すシカの危険、北海道の面白エピソードまで沢山のことを教えてくれました。
一応その時のメモを貼っておくので初心者ホッカイダーの皆様におきましては頑張って解読してツーリングに役立ててください。
「定年してから好きなだけ北海道に来れるよう頑張って働くように」との金言も頂きまして、周りのライダーたちが動き始めたのでご夫妻にお礼を言ってお別れし、僕もバイク置き場に向かいました。
さて、一方その頃、カブたん号の付近には某所のスネークが潜んでいたのでした。
僕がバイク置き場に行くと、カブたん号の上には二本の缶チューハイが乗っていて、近くには背中に鬼神が宿ってる感じの筋肉が仕上がってる男の人がいました。
これが某所で僕を発見して差し入れを持って駆けつけたスネーク。アマチュアのキックボクサーで二児のパパらしいです。
時間もないので二人で乾杯してお別れ。
一周して戻ってきたらまた飲もうと約束しました。クマとツーショット撮ったら奢ってくれるそうです。
そんなこんなで船に乗り込み、軽くフェリーの探索を開始しました。
とりあえずゲーセンへ。
思ったより変なゲームがなくて残念。
超難易度の脱衣麻雀とかぷよぷよのパチモンみたいなの置いてて欲しかった…。
ルパンを200円分打ちましたが🍒は何回も出るのに当たらず。残念。
別階を軽く見たあと自室に帰って寝ました。
そして数十分後…船の揺れで目を覚ましました。
最悪の目覚めです。
起きてソッコーで酔いました。
船の大浴場はお湯が揺れて面白いという話だったので入ろうと思ってたのですが気持ち悪くて入れず。
アナウンスで流れていたビンゴ大会にも参加できず。
ホールでやっていたジャグリングも見れず。
七時くらいにレストランが閉まるというアナウンスを聞いてやっとこさ起きて食べてきましたが、酔いがひどくて美味しい食事を堪能する余裕がありませんでした。
Wi-Fiは時間制限、回数制限、通信量制限ありだったのでそれもしんどかったです。
つくづく僕は船がダメだなと思いながら、売店で買ったコーラで額を冷やしながらその日は眠りについたのでした。
べちか
[tips:某所]
某匿名掲示板のすっかり廃れた板。
優しすぎず辛辣すぎず早すぎず遅すぎずな雰囲気が気に入っている。
日本一周中も定期的にここで行き先などについてのアドバイスなどを求めていく感じになると思う。